後頼(読み)あとだのみ

精選版 日本国語大辞典 「後頼」の意味・読み・例文・類語

あと‐だのみ【後頼】

〘名〙
① 後のことの処置を依頼すること。
② 今後のことをあてにし、頼みにすること。将来希望を託すること。
浮世草子・世間手代気質(1730)四「重ねてもよき仕合のあらんと、後(アト)だのみして油断し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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