徒ら坊主(読み)いたずらぼうず

精選版 日本国語大辞典 「徒ら坊主」の意味・読み・例文・類語

いたずら‐ぼうずいたづらバウズ【徒坊主・悪戯坊主】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 役に立たない坊主。また、仏道を守らないふしだらな坊主。いたずら法師。
    1. [初出の実例]「所詮、徒(イタヅラ)坊主、座頭には、つきあはぬが秘事にてあり」(出典甲陽軍鑑(17C初)品四〇上)
  3. ( 悪戯坊主 ) いたずらをする子供。いたずら小僧。いたずらっこ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android