徒髪(読み)いたずらがみ

精選版 日本国語大辞典 「徒髪」の意味・読み・例文・類語

いたずら‐がみいたづら‥【徒髪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 襟足(えりあし)のあたりなどに垂れ下がった髪の毛。おくれ毛。
    1. [初出の実例]「ゑりの白きに、いたづら髪のふりかかれるも」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)三)
  3. まにあわせに自分の手で結い上げた髪。めかす気もなく束ねた髪。いたずらわげ。
    1. [初出の実例]「徒髪(イタツラガミ)にとめ伽羅の、浅き薫や香具屋の、花と成りしと聞くよりも」(出典:浄瑠璃・裙重浪花八丈字(1769)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む