従業員持ち株制度

株式公開用語辞典 「従業員持ち株制度」の解説

従業員持ち株制度

企業が従業員の報酬制度として導入する企業の拠出(損金扱い)による従業員への税制優遇自社株配分制度のこと。原則全員対象、退職まで引出不可の確定拠出型退職給付制度である。これは米国における制度で、現在、日本では導入されていない。ちなみに、日本では、従業員持株会が存在する。これは企業が従業員の福利厚生一環として導入・支援する、従業員の給与天引き(税引後)による自社株購入制度で、任意加入、株式の引出し売却が可能な自助努力型資産形成制度である。

出典 株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント株式公開用語辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android