損金(読み)ソンキン

デジタル大辞泉 「損金」の意味・読み・例文・類語

そん‐きん【損金】

損失となった金銭。⇔益金
法人税法上の用語で、資本などの取引によるものを除いた法人資産減少をきたす原価費用・損失のこと。⇔益金

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精選版 日本国語大辞典 「損金」の意味・読み・例文・類語

そん‐きん【損金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 損失した金銭。損銀(そんぎん)
    1. [初出の実例]「損金(ソンキン)出し繰師(あやつりし)より人形道具借り調へ」(出典浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)五)
  3. 資本取引、利益剰余金の分配以外の取引より生じた、法人の資産の減少をきたす原価・費用・損失のことで、売上原価、完成工事原価、販売費、一般管理費および損失の額をいう。主として税法上、用いられる語。⇔益金

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会計用語キーワード辞典 「損金」の解説

損金

税務上の費用のことを損金という。

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