人材マネジメント用語集 「従業員持株会」の解説
従業員持株会
・従業員が持株会を設立して、自社の株式を継続的に購入する制度。
・一般的に、従業員持株会には企業側が購入資金の補填等を行うため、従業員は有利な条件で株式を購入することが可能となる。また企業としても、最も信頼できるステークホルダーである従業員が安定株主として株式を継続保有するメリットがあると同時に、従業員に経営参画意識を醸成することも可能となる。
出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報
出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報
…しかし欧米の場合も日本の場合も従業員の持株比率は低く,日本の上場会社の例では東洋紡績1.5%,東レ1.5%であり,多少高い水準でも鐘紡3.6%,クラレ3.4%などにとどまっている(数字は1983年9月現在)。しかも日本の大部分の会社では従業員持株会を結成し,その代表者が株主総会の議決権を行使する方法をとり,この代表者は社長が兼務する場合が多く,実質的には経営者支配を強化する制度となっている。以上のような実態から,欧米はもちろん,日本の場合もとくに従業員がこの持株制によって株主意識を強くもつようになったということはないといわれる。…
※「従業員持株会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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