得も(読み)えも

精選版 日本国語大辞典 「得も」の意味・読み・例文・類語

え‐も【得も】

  1. 〘 副詞 〙 ( 副詞の「え」に意を強める助詞の「も」が付いて一語化したもの )
  2. あとに肯定表現を伴って用いる。ある事柄を評価して、あきれたものだとの気持でいう。よくもまあ…できる。
    1. [初出の実例]「恋ふといふは衣毛(エモ)名づけたり言ふすべのたづきもなきは我(あ)が身なりけり」(出典万葉集(8C後)一八・四〇七八)
  3. あとに否定の表現を伴って用いる。よくも…できない。どうしても…できない。
    1. [初出の実例]「えも食ひやらぬ」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む