得能五郎の生活と意見(読み)トクノウゴロウノセイカツトイケン

デジタル大辞泉 「得能五郎の生活と意見」の意味・読み・例文・類語

とくのうごろうのせいかつといけん〔トクノウゴラウのセイクワツとイケン〕【得能五郎の生活と意見】

伊藤整小説小市民的な幸福にしがみつく戦時下の一知識人の姿を戯画的に描く。昭和16年(1941)刊行題名英国の小説家スターンの小説「トリストラム=シャンディの生涯と意見」を踏まえたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android