デジタル大辞泉 「小市民」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しみん〔セウ‐〕【小市民】 1 《〈フランス〉petit bourgeois》資本家階級と無産階級との中間に位置する人々。小規模の生産手段を所有し自らも労働する、自営の商工業者や自営農民のこと。中産階級・中間階級ともよばれる。プチブル。2 俗に、市井の人。一般人。普通の人。[類語](1)プチブル・中間階級・中産階級 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「小市民」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しみんセウ‥【小市民】 〘 名詞 〙 ( [フランス語] petit bourgeois の訳語 ) 資本家と労働者の中間に属する人。意識面では資本家に近いが、経済的には労働者の生活に近い。都市の自営業者や、農民などで小資本を有する人など。プチブル。〔アルス新語辞典(1930)〕[初出の実例]「たとへ大した財産ではないとしても、小市民の暮らし方をしてゐれば」(出典:街の物語(1934)〈榊山潤〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の小市民の言及 【ゴーリキー】より …98‐99年にそれまでに書きためたロマンティックな短編を《記録と小説》と題して出版し,一躍流行作家となる。1901年に発表した嵐をたたえる散文詩《海燕の歌》は革命の狼煙(のろし)となり,同年の戯曲《小市民》で劇作家としても高い評判を得た。まもなく革命運動を支援したかどで逮捕され,L.トルストイらの抗議で釈放。… ※「小市民」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by