得花(読み)トッカ

精選版 日本国語大辞典 「得花」の意味・読み・例文・類語

とっ‐かトククヮ【得花】

  1. 〘 名詞 〙 能楽で、花の本質を自ら悟って会得することをいう。また、その境地。
    1. [初出の実例]「正花風 〈略〉既に得花に至る初入頭也」(出典:九位(1428頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む