お【御】 …いただく
- ( 「いただく」は「もらう」の謙譲語。間に動詞連用形を入れて用いる ) 相手(動作主)の、自分の側への行為が恩恵となるものとして、感謝の意を表わす。
- [初出の実例]「御出立の時は私の相変らずから御気をそこね御ゆるし戴き升」(出典:痴情(1926)〈志賀直哉〉四)
御…いただくの補助注記
「お…をいただく」という形もある。人情本「春色江戸紫‐三」の「彼の時分に精出してお直しをいただいたら少しは〈略〉と時々後悔いたすのさ」など。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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