… 明治国家が欧米諸国に対抗して上からの近代化を遂行するのに並行して努力したのは,政治的権威を伝統的政治文化に即して打ち立てるために,国家神道を背景にして国家の基軸として天皇を神格化すること,その意味での国体の樹立だった。そして明治維新は,王政復古という天皇親政によって,封建的な身分制度の桎梏(しつこく)に悩む庶民を解放する〈御一新〉としての性格をも合わせもっていた。ここから,欧米的な近代化を上から遂行するエリート集団が新たな特権的支配層として大衆の目に映じるようになるにつれ,天皇をいただいて維新をやり直そうという革新右翼の原理主義的運動が生まれることになる。…
※「御一新」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...