精選版 日本国語大辞典 「御乗馬始」の意味・読み・例文・類語 ごじょうば‐はじめ【御乗馬始】 〘 名詞 〙① 男子が初めて馬に乗る儀式。普通七歳から一一歳ごろまでに行なわれる。[初出の実例]「将軍家若君御前御乗馬始也」(出典:吾妻鏡‐仁治二年(1241)一二月二一日)② 将軍となって初めて馬に乗る儀式。[初出の実例]「二日目〈略〉一、御乗馬始以後表へ出御有り」(出典:続応仁後記(15C後か)四)③ 特に室町幕府の年中行事として、正月二日、松の庭で、将軍がその年初めて馬に乗る儀式。[初出の実例]「同二日。〈略〉一、年始御乗馬始在レ之」(出典:長祿二年以来申次記(1509)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例