御仏供(読み)オブク

デジタル大辞泉 「御仏供」の意味・読み・例文・類語

お‐ぶく【仏供】

仏前に供える物、特に米飯御仏飯おぶっぱん。おぶっく。
「―、まだかと、お文さまを持ちながら、問ひ給ふに近寄り」〈浮・一代女・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「御仏供」の意味・読み・例文・類語

お‐ぶく【御仏供】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 仏前にあげる供物(くもつ)。御仏飯(おぶっぱん)。おぶっく。
    1. [初出の実例]「われらがやうなる福殿に、いかにもおぶくを結構して」(出典:虎明本狂言・福の神(室町末‐近世初))

お‐ぶっく【御仏供】

  1. 〘 名詞 〙おぶく(御仏供)

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