御仏供(読み)オブク

デジタル大辞泉 「御仏供」の意味・読み・例文・類語

お‐ぶく【仏供】

仏前に供える物、特に米飯御仏飯おぶっぱん。おぶっく。
「―、まだかと、お文さまを持ちながら、問ひ給ふに近寄り」〈浮・一代女・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御仏供」の意味・読み・例文・類語

お‐ぶく【御仏供】

〘名〙 (「お」は接頭語) 仏前にあげる供物(くもつ)。御仏飯(おぶっぱん)。おぶっく。
※虎明本狂言・福の神(室町末‐近世初)「われらがやうなる福殿に、いかにもおぶくを結構して」

お‐ぶっく【御仏供】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android