御先烏(読み)ミサキガラス

デジタル大辞泉 「御先烏」の意味・読み・例文・類語

みさき‐がらす【御先×烏】

山の神の使者としてのカラス。また、墓前供物に群がるところから邪霊の代表のようにもいわれる。

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精選版 日本国語大辞典 「御先烏」の意味・読み・例文・類語

みさき‐がらす【御先烏】

  1. 〘 名詞 〙 神霊の使わしめとしての烏。山の神の使わしめという。また、墓前の供物に群がるところから邪霊の代表のようにもいわれる。
    1. [初出の実例]「これまで手向たまはりし飯菜も、みさき烏(カラス)にさまたげられ」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)四)

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