御入候そう(読み)おりそう

精選版 日本国語大辞典 「御入候そう」の意味・読み・例文・類語

おり‐・そう‥さう【御入候】

  1. 〘 連語 〙 ( 「おり」は「御入り」の変化したもの。「そう」は「候う」の変化した補助動詞 )
  2. 「ある」「いる」の尊敬語
    1. [初出の実例]「信陵君は縁者でをりさうほどに」(出典:史記抄(1477)一二)
  3. 「行く」「来る」の尊敬語。
    1. [初出の実例]「誰処へいったらばようをりさうたと云わうぞ」(出典:三体詩幻雲抄(1527))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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