御厳重(読み)おげんちょう

精選版 日本国語大辞典 「御厳重」の意味・読み・例文・類語

お‐げんちょう【御厳重】

〘名〙 (「お」は接頭語。「おげんじょう」とも) =おげんちょ(御玄猪)
※長祿二年以来申次記(1509)「禁裏様之御けむてうをも御硯のふた共にもちて御前を退出候処に」
難波鑑(1680)六「豕子亥の日 十月亥の日餠を食すれば病なしといふ〈略〉此餠をおけんでうとて、人々にわかちたまへるなり」

ご‐げんちょう【御厳重】

御湯殿上日記‐慶長八年(1603)一〇月五日「しゃうくんへ御けんてううすやうにつつみてまいる」

ご‐げんじゅう ‥ゲンヂュウ【御厳重】

〘名〙 =ごげんちょ(御玄猪)随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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