御器の実が上がる(読み)ごきのみがあがる

精選版 日本国語大辞典 「御器の実が上がる」の意味・読み・例文・類語

ごき【御器】 の 実(み)が上(あ)がる

  1. 食えなくなる。生活の種を失う。生活できなくなる。御器の実が明く。
    1. [初出の実例]「此事が聞へたら、ごきの実(ミ)が上かるぞよ」(出典浄瑠璃伊賀越乗掛合羽(1777)般若坂の隠れ家身代妙薬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ごき 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む