精選版 日本国語大辞典「御墨付」の解説
お‐すみつき【御墨付】
〘名〙 (「お」は接頭語)
※雑俳・江戸すずめ(1704)宝永元「心よし・紙ふるけれどおすみ付」
② ①にならって保証のために与えられた文書。
※浮世草子・傾城色三味線(1701)江戸「小判何ほど下さるべきと御墨付(オスミツキ)を頂戴仕たい」
③ (比喩的に) 権威のある人から得る保証。
※新西洋事情(1975)〈深田祐介〉家族連れ「地中海の旅」波高し「上司のお墨つきをもらって〈略〉夏期休暇を地中海周遊の豪華船上で過すことになったんです」
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