御大名(読み)オダイミョウ

デジタル大辞泉 「御大名」の意味・読み・例文・類語

お‐だいみょう〔‐ダイミヤウ〕【御大名】

大名を敬っていう語。
世事に疎く、苦労を知らない人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御大名」の意味・読み・例文・類語

お‐だいみょう‥ダイミャウ【御大名】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 「だいみょう(大名)」の敬称
    1. [初出の実例]「こなたはお大名でござる、某は商人の事でござれば」(出典:虎明本狂言・昆布売(室町末‐近世初))
  3. 鷹揚(おうよう)でぜいたくで、世事にうとい者のたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android