御意に入る(読み)ギョイニイル

デジタル大辞泉 「御意に入る」の意味・読み・例文・類語

御意ぎょい・る

おぼしめしにかなう。お気に召す。御意に召す。
「是が又禿の―・った処で」〈紅葉金色夜叉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御意に入る」の意味・読み・例文・類語

ぎょい【御意】 に 入(い)

  1. 貴人主君などの、気にいる。おぼしめしにかなう。寵愛(ちょうあい)を受ける。御意に召す。
    1. [初出の実例]「いやいや此かねのねは、音もかたし、御意にいるまひ」(出典:虎明本狂言・鐘の音(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android