御所平村
ごしよだいらむら
[現在地名]川上村御所平
かつては千曲川右岸本郷中心の集落だったが、千曲川の洪水・侵食などで左岸の現在地に移った。東は原村、西は樋沢村、南は甲斐国、北は広瀬村(現南牧村)。小海線川上駅のある玄関口の集落。
寛永六年(一六二九)徳川忠長の検地による御所平村水帳(由井文書)では、「畑屋敷合 拾七町七反三セ二九歩」が、一〇年後の寛永一六年、幕府代官による年貢割付状(由井文書)によると五段歩余川欠けで減少している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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