御所白粉(読み)ごしょおしろい

精選版 日本国語大辞典 「御所白粉」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐おしろい【御所白粉】

  1. 〘 名詞 〙 ( もと御所方で用いたところからいう ) 江戸時代、御所風の流行した元祿(一六八八‐一七〇四)頃用いられたおしろいの呼称。
    1. [初出の実例]「御所白粉(ゴショオシロイ)を寒(かん)の水にてときて二百へんも摺付(すりつけ)」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)一)

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世界大百科事典(旧版)内の御所白粉の言及

【白粉】より

…さらに伊勢の御師が全国の檀家まわりをしながら,土産物として伊勢暦などとともに配ったので,伊勢白粉は有名になった。江戸時代の白粉には,伊勢白粉,御所白粉とよばれた軽粉と,京白粉,生白粉,パッチリなどとよばれた鉛白の2種類があり,さらに生白粉は粒度の違いによって舞台香(中粒度),唐の土(粗粒度)にわかれていた(《都風俗化粧伝》1813)。また,他の白色顔料を混ぜて匂いをつけた調合白粉とよばれるものもあった。…

※「御所白粉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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