…さらに伊勢の御師が全国の檀家まわりをしながら,土産物として伊勢暦などとともに配ったので,伊勢白粉は有名になった。江戸時代の白粉には,伊勢白粉,御所白粉とよばれた軽粉と,京白粉,生白粉,パッチリなどとよばれた鉛白の2種類があり,さらに生白粉は粒度の違いによって舞台香(中粒度),唐の土(粗粒度)にわかれていた(《都風俗化粧伝》1813)。また,他の白色顔料を混ぜて匂いをつけた調合白粉とよばれるものもあった。…
※「御所白粉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...