御牧山(読み)おまきやま

日本歴史地名大系 「御牧山」の解説

御牧山
おまきやま

山川やまかわ町境にある標高四〇五メートルの山。もとは甲塚かぶとづか山とよばれた(「山門郡佐野村甲塚絵図」立花家蔵)柳川藩では軍用馬と農耕馬を確保するため天和三年(一六八三)から貞享年間(一六八四―八八)にかけて牧が造成された(「御牧之覚」伝習館文庫)。これに伴い御牧山といわれるようになったのであろう。最初は種馬を奥州仙台せんだい(現宮城県仙台市)に求めて繁殖させたが、数年にして衰微、のち家老小野対馬が再興し、御用に立てるようになったという(御牧之覚)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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