デジタル大辞泉
「御物師」の意味・読み・例文・類語
おもの‐し【▽御物師】
公家や武家に仕えた裁縫師。のち、裁縫専門の女奉公人。ものし。
「―がぬうてくれし前巾着」〈浮・一代男・一〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
おもの‐し【御物師】
〘名〙
江戸時代、
公家や武家、さらに富裕な
町家に仕えた裁縫専門の女奉公人。
物縫(ものぬい)。お居間
(いま)。
※俳諧・望一後千句(1652)七「おものしのいそぐや
きぬたから衣 くらひさだまる上洛の比」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報