御物蒔絵(読み)ゴモツマキエ

デジタル大辞泉 「御物蒔絵」の意味・読み・例文・類語

ごもつ‐まきえ〔‐まきヱ〕【御物×蒔絵】

貴人の所蔵する蒔絵。特に、足利義政所蔵品(東山御物)風の蒔絵。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御物蒔絵」の意味・読み・例文・類語

ごもつ‐まきえ‥まきヱ【御物蒔絵】

  1. 〘 名詞 〙 貴人が所蔵している蒔絵。御物風の蒔絵。また、特に足利義政所蔵品風の蒔絵。
    1. [初出の実例]「御物(ゴモツ)蒔絵の印籠天川珊瑚珠はさもなくて」(出典浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android