御番(読み)ゴバン

デジタル大辞泉 「御番」の意味・読み・例文・類語

ご‐ばん【御番】

当番宿直の人を敬っていう語。
「宰相中将の君、―の夜」〈宇津保・国譲上〉

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精選版 日本国語大辞典 「御番」の意味・読み・例文・類語

ご‐ばん【御番】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) ある人を敬って、その人が当番または当直であることをいう語。
    1. [初出の実例]「宰相中将の君、御ばんの夜、同じ番の男女参う上りたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上)

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