御知行目録(読み)おんちぎようもくろく

日本歴史地名大系 「御知行目録」の解説

御知行目録(酒井氏知行目録)
おんちぎようもくろく

一冊

原本 致道博物館

解説 元和八年の酒井氏庄内入国にあたり幕府から与えられた諸帳簿の一つで、「御前帳写」の書入れがある。川北・川南・大山筑前分に分け、酒井氏領の村名と村高列記。村高は在々から指出をとって決定したもので、改めて検地すべきことを付記。村名の中には分付記載もあり、最上氏時代の複雑な領有形態をうかがわせる。脱漏や合併記載の村が六〇ヵ村もあり、慶長末年以後の新田村は含まれていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む