精選版 日本国語大辞典 「御腹」の意味・読み・例文・類語
お‐はら【御腹】
〘名〙 (「お」は接頭語)
① ある人を敬って、その腹をいう語。
※虎明本狂言・二千石(室町末‐近世初)「其ことくはやう御はらのいさせらるるが、なを似させられてござる」
※随筆・巷街贅説(1855頃か)六「太政大臣家斉公御次男、御幼名敏次郎君、御腹押田氏女おらくの方」
③ 腹をお切りになること。切腹。
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