御茶勝(読み)おちゃがち

精選版 日本国語大辞典 「御茶勝」の意味・読み・例文・類語

おちゃ‐がち【御茶勝】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「がち」は接尾語。「お茶」は、お茶をひくこと ) 遊女芸者などが客がなくて、とかく暇であることが多いこと。
    1. [初出の実例]「まづはおちゃかちなる女郎のする事でござんす」(出典:評判記・難波鉦(1680)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android