御衣黄(読み)ギョイコウ

デジタル大辞泉 「御衣黄」の意味・読み・例文・類語

ぎょい‐こう〔‐クワウ〕【御衣黄】

サトザクラの一品種。花は八重咲きで白色から淡緑色、中央部に紅色の筋がある。

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精選版 日本国語大辞典 「御衣黄」の意味・読み・例文・類語

ぎょい‐こう‥クヮウ【御衣黄】

  1. 〘 名詞 〙 サトザクラの園芸品種。花は径四センチメートルくらい。花弁は一五枚くらいで、やや硬く、淡黄色と淡緑色が入り混ざり、紅色の条線がある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「御衣黄」の解説

御衣黄 (ギョイコウ)

学名Prunus lannesiana
植物。バラ科の落葉高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の御衣黄の言及

【サクラ(桜)】より

…花弁が100枚から300枚以上にも増加した菊咲きのサクラもあり,兼六園菊桜は金沢の兼六園にあったサクラで,老木になると350枚から380枚の花弁のある花をつけ,一つの花の中にさらにもう一つの花が重なり,いわゆる二段咲きになっている。花色の変わったものもあり,鬱金(うこん)や御衣黄(ぎよいこう)は黄緑色の八重の花が咲く。 春も深まった5~6月になると,ミヤマザクラ(深山桜)P.maximowiczii Rupr.(イラスト)が咲く。…

※「御衣黄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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