御角(読み)みつの

精選版 日本国語大辞典 「御角」の意味・読み・例文・類語

み‐つの【御角】

〘名〙 (「み」は接頭語) 邪気をはらうため、御帳台(みちょうだい)の前の柱にかけた犀角を尊んでいう語。懸角(かけつの)
満佐須計装束抄(1184)一「御帳のまくらのなかのはしらの左右に〈略〉、みつのをふたつ。ひとつづつを左右にかけたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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