御託張る(読み)ごたくばる

精選版 日本国語大辞典 「御託張る」の意味・読み・例文・類語

ごたく‐ば・る【御託張】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「ばる」は接尾語 )
  2. もったいぶった言い方をする。くどくどと言いたてる。御託を並べる。
    1. [初出の実例]「親の意見を受ける様な銀兵衛ではァごあらぬ。ごたくばらずとどれ廻文、きりきり此処へだはれいなう」(出典:浄瑠璃・鶊山姫捨松(1740)二)
  3. 他人がものを言うのをののしっていう語。ぬかす。ほざく。
    1. [初出の実例]「何ん成りとごたくばれ」(出典:浄瑠璃・花襷会稽褐布染(1774)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android