御請(読み)おうけ

精選版 日本国語大辞典 「御請」の意味・読み・例文・類語

お‐うけ【御請】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 返答または受納承知の意を、返答などをする相手を敬っていう語。
    1. [初出の実例]「あれほどの事ならばとうおうけを申さう物を」(出典:虎明本狂言・餠酒(室町末‐近世初))
    2. 「みことのりがさがった。幕府は、しかたなしに、お受をした」(出典:尋常小学読本(明治三六年)(1903)八)
  3. うけしょ(請所)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android