御退屈様(読み)ごたいくつさま

精選版 日本国語大辞典 「御退屈様」の意味・読み・例文・類語

ごたいくつ‐さま【御退屈様】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「さま」は接尾語 ) さぞ退屈なことでしょうの意で挨拶(あいさつ)として用いる語。
    1. [初出の実例]「化物娘と云ふ怪談端緒(いとぐち)の御情話(おはなし)でござります。ヘイ御退屈さま」(出典落語・化物娘(1893)〈禽語楼小さん〉)
    2. 「御退屈(ゴタイクツ)さまと云って、にやにや笑った彼女は」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一四四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む