御雇(読み)おやとい

精選版 日本国語大辞典 「御雇」の意味・読み・例文・類語

お‐やとい‥やとひ【御雇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 官庁などに職員として雇われること。また、その人。
    1. [初出の実例]「某省のお傭二十円の御官員様であるさうな」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉投機)
  3. おやといがいこくじん(御雇外国人)」の略。
    1. [初出の実例]「神奈川県庁御雇として〈略〉本邦の為め貢献したる事少なからざりしが」(出典:東京朝日新聞‐明治三六年(1903)六月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android