御食(読み)ミケ

デジタル大辞泉 「御食」の意味・読み・例文・類語

み‐け【食/×饌】

神への供物。また、天皇食事の料。
「大―に仕へ奉るとをちこちにいざり釣りけり」〈・四三六〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「御食」の意味・読み・例文・類語

み‐け【御食・御饌・御膳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 神への供物。また、天皇の食事の料。
    1. [初出の実例]「是の日肇めて奠(ミケ)進て詠す」(出典日本書紀(720)天武・朱鳥元年九月(北野本訓))

み‐おし‥をし【御食】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 飲食なさること。また、飲食物
    1. [初出の実例]「先に御食(ミヲシ)したまふ時」(出典:古事記(712)中(兼永本訓))

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