御馬ヶ池村(読み)おんまがいけむら

日本歴史地名大系 「御馬ヶ池村」の解説

御馬ヶ池村
おんまがいけむら

[現在地名]浜北市於呂おろ

豊田とよだ郡に所属。柴本しばもと村の北、馬込まごめ川上流右岸の河岸段丘上に立地する。寛永二年(一六二五)九月御馬池村高一〇石余が旗本近藤石見守秀用に与えられている(記録御用所本古文書)。同八年以降旗本井伊谷近藤領で(「寛政重修諸家譜」など)幕末に至る。「遠江国風土記伝」は正保年間(一六四四―四八)以前に柴本村から分村とする。松平忠頼領郷村帳に御馬池村とみえ、高一〇石余、田九反余・畑一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android