復唱(読み)ふくしょう

精選版 日本国語大辞典 「復唱」の意味・読み・例文・類語

ふく‐しょう ‥シャウ【復唱・復誦ショウ

〘名〙
① 繰り返してとなえること。さらいよむこと。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五「彼れ再三復誦し」
② 伝えられた命令などを確認のために繰り返して言うこと。
※初年兵江木の死(1920)〈細田民樹〉一「『はい、藁ぎれは取って置きます。』彼はかう復称して」

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デジタル大辞泉 「復唱」の意味・読み・例文・類語

ふく‐しょう〔‐シヤウ|‐シヨウ〕【復唱/復×誦】

[名](スル)
何度も唱えること。繰り返して読むこと。「―して記憶する」
確認のために、言われたことを繰り返して言うこと。「伝言を―する」

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