復興ホストタウン

共同通信ニュース用語解説 「復興ホストタウン」の解説

復興ホストタウン

復興ありがとうホストタウン 東京大会に参加する国、選手らと自治体交流を促進し、国際親善や地域活性化を図るホストタウンの一つの枠組み。「復興五輪」という大会理念を踏まえ、政府が2017年9月に創設した。通常のホストタウンと比べ登録要件が一部緩和され、岩手宮城福島の被災3県の計32自治体が登録されている。自治体は東日本大震災支援を受けた国や地域に復興した姿を見せながら感謝を伝え、住民と選手らの交流を予定していた。

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知恵蔵mini 「復興ホストタウン」の解説

復興ホストタウン

2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、東日本大震災の被災3県(岩手、宮城、福島)の自治体と、被災地支援を行った大会参加国・地域との国際交流を国が支援する制度。正式名称は「復興『ありがとう』ホストタウン」。震災からの「復興五輪」の機運を盛り上げ、被災地の復興状況を世界に発信することを目的に、国が17年9月、創設を発表した。希望する自治体を国が「復興『ありがとう』ホストタウン」として登録し、選手だけでなく被災地で活動した各国のレスキュー隊員や物資の支援者を被災地に招待するといった事業に対して、国が財政面を含めた援助を行うとしている。

(2017-9-20)

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