徳岡氷室跡(読み)とくのおかひむろあと

日本歴史地名大系 「徳岡氷室跡」の解説

徳岡氷室跡
とくのおかひむろあと

「延喜式」主水司に「山城国葛野郡徳岡氷室一所一丁輸一駄」とあり、康和三年(一一〇一)正月二一日付の主水司氷解文(「朝野群載」巻八)にも「徳岡御室六合」と記される。徳岡の場所を「山城名勝志」「山城名跡巡行志」とも龍安りようあん寺の西、住吉すみよし山の地に比定する。ただ住吉山は御室門前おむろもんぜん村、龍安寺門前村の両方にかかっており、氷室跡の具体的な場所は不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android