徳用米(読み)とくようまい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「徳用米」の意味・わかりやすい解説

徳用米
とくようまい

内地米として配給されている粳米 (うるちまい) 4等以下の米。 1958年生活扶助家庭用として新設された配給米。陸稲規格外の粳米を使用し,価格は標準米の 69%で原料米が少いため量は一定していない。 85年に廃止された。なお,3等粳玄米を原料とする内地米と徳用米の中間品質と価格の徳用上米がある。物価統制令消費者米価に適用されなくなって以来,小売価格は政府指導によっている。 (→ )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む