心に余る(読み)ココロニアマル

デジタル大辞泉 「心に余る」の意味・読み・例文・類語

こころあま・る

自分の考えではどうにも処理できない。思案に余る。「―・る問題をかかえる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心に余る」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 に 余(あま)

  1. 心の中にとめておけない。自分の心一つでは処理できないでいる。思い余る。考えあぐむ。思案に余る。
    1. [初出の実例]「中納言の君、心にあまることをも、又誰にかは語らはむとおぼしわびて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)早蕨)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android