心は矢竹（読み）ココロハヤタケ

デジタル大辞泉「心は矢竹」の意味・読み・例文・類語

《「矢竹」は「弥猛」の当て字》心がますます激しく勇み立つこと。
「―にはやれども、もう叶はぬ」〈浄・千本桜〉

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( 「矢竹」は「彌猛(いやたけ)」の当て字 ) 気持がいよいよ勇み立つこと。心の中ではやってあせること。
1. [初出の実例]「心はやたけに存ても、人数なければ手の廻らぬ事も有」(出典：浄瑠璃・鑓の権三重帷子（1717）下)

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