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心史 しんしXīn shǐ

世界大百科事典 第2版の解説

しんし【心史 Xīn shǐ】

中国,末・元初の鄭思肖(1241‐1318)の著。滅亡した宋を思慕する詩文の集で,末尾の〈大義略叙〉は滅亡の経過を微細にしるす。明末に井戸の底から発見され,鉄の函に収めてあったので《鉄函(てつかん)心史》とも呼ばれる。鄭思肖は連江の人,蘇州に住み詩文,書画に名声があり,蘭を描いて土を描かず,裸根蘭と評判になった。土は蛮族に奪われたとの意。《心史》のほかに《鄭所南先生文集》《所南翁一百二十図詩集》各1巻がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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