心問・裏問(読み)うらどい

精選版 日本国語大辞典 「心問・裏問」の意味・読み・例文・類語

うら‐どい ‥どひ【心問・裏問】

〘名〙 (「うら」は「こころ」の意) それとなく相手心中を探ること。本心を問いただすこと。
浄瑠璃・芳野の内裡(1708)三「先程よりのあだごとは、みなみな御身の心中を引みんためのうら問ぞや」

うら‐ど・う ‥どふ【心問・裏問】

〘自ハ四〙 (「うら」は「こころ」の意) それとなく相手の心中を探る。本心を問いただす。
※浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下「七左衛門殿はいづ方へ定てかけも寄ましよと、余所の方からうらどひける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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