デジタル大辞泉 「心深し」の意味・読み・例文・類語 こころ‐ふか・し【心深し】 [形ク]1 深く慎重に考えるさま。思慮深い。「いと―・くありがたき心ゆるびも侍らず」〈宇津保・蔵開下〉2 情が深い。人情がこまやかである。「ただ我になりてみるだに涙とどめがたく、―・く書きつくさせ給ひて」〈夜の寝覚・四〉3 物事の情趣のあるさま。風情がある。「夜を重ね結ぶ氷の下にさへ―・くも宿る月かな」〈千載・冬〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例