心珍(読み)うらめずらし

精選版 日本国語大辞典 「心珍」の意味・読み・例文・類語

うら‐めずら‥めづらし【心珍】

〘形シク〙 (「うら」は「こころ」の意) 心に珍しいと思う。清新に感じて心ひかれるさまである。和歌では「裏」や「浦」にかけていうことが多い。
古今(905‐914)秋上・一七一「わがせこが衣のすそを吹き返しうらめづらしき秋のはつかぜ〈よみ人しらず〉」
うらめずらし‐げ
〘形動〙
うらめずらし‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android