心経山遺跡(読み)しんぎようざんいせき

日本歴史地名大系 「心経山遺跡」の解説

心経山遺跡
しんぎようざんいせき

[現在地名]丸亀市広島町青木

心経山(二四一・三メートル)山頂に形成された弥生時代中期の高地性遺跡。弥生時代の遺物は山頂部からその周辺に顕著で、弥生土器は中期の壺形土器をはじめ甕・高坏・鉢など生活容器のほとんどの器種をそろえている。また石器としても石包丁石槍石斧など当時の生活用具としての基本的な器種をそろえているほか、鉄剣一振も出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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