心臓タンポナーデ(読み)しんぞうタンポナーデ(その他表記)cardiac tamponade

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「心臓タンポナーデ」の意味・わかりやすい解説

心臓タンポナーデ
しんぞうタンポナーデ
cardiac tamponade

心膜腔内に多量の液体が貯留して心臓を圧迫し,拡張が制限されて心機能が低下した状態。液体貯留の原因としては,感染,腫瘍,外傷,心不全,動脈瘤破裂などがある。外傷などで急激に血液が貯留した場合は 150~200ml程度でも症状が現れるが,徐々に貯留した場合は 500ml以上になっても現れないことがある。すみやかに心膜腔に穿刺して吸引するか,手術で排液させる。

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